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雑記

ゆるっゆるのだるんだるん。

【一人暮らし】地味に役立つ!自炊の食事を充実させる常備食材・調味料(初心者・大学生向け)



今回はまとめサイトのノリで書きます。





一人暮らしで重要な問題、それは食。


食は生活の基本です。食事が充実していなければ、心身ともに充実することはできません。外食もいいですが、できることなら栄養バランスを考えられてエコな自炊をしたいですよね。



しかし、多くの人は自炊の習慣が続きません。


自炊をはじめてみたものの、なんだか物足りない。美味しくない.....。自分の料理は下手だし時間や手間がかかって面倒だ。やっぱり外食がいちばん!


と、思っていませんか?



本当に、料理が下手なだけでしょうか?


料理に最低限必要な材料・調味料しか買っていない、なんてことはありませんでしょうか。

例えば、家にある調味料は「塩、醤油、砂糖」のみである、という方。それだけで美味しい料理を作るのは難しいことです。単純な味よりも、様々な味が混ざり合い調和した料理の方が美味しいし、満足感が高くなります。




ここでは、プラスすると料理があら美味しい!常備しておける食材や調味料をご提案します。


(おことわり。筆者は専門家ではありません。安全な衛生管理を保障するものではありませんので、ご了承ください。)





〜もくじ〜

①食材編

②調味料編

③(これから意欲的に自炊をしたい人向け)最低限必要な調味料・食材チェックリスト

④レシピの探し方〜クッ〇パッドはやめよう〜






①食材編


1胡麻・すり胡麻

胡麻は地味に便利です。うどん、中華スープ、和え物(ほうれん草の胡麻和えなど)、ドレッシング、納豆、漬物などなど、幅広く活躍してくれます。保存もききます。胡麻塩おにぎりもいいですね。

個人的好みですが、鮭(鮭フレーク可)+胡麻+大葉+顆粒だし+塩で混ぜご飯にすると美味です。



2乾燥わかめ

なくてもいいけれど、あるといいものです。お味噌汁やサラダにプラスワンするだけで美味しい。調理も水で戻すだけで楽々。戻したわかめとおろし生姜とお醤油で、簡単に一品できます。ご飯+刻んだわかめ+胡麻+塩+顆粒だしで、わかめご飯にも。


話は逸れますが、最近好きなお味噌汁の作り方は、

❶人参、大根、キャベツを順番に茹で油揚げを投入。

❷火を弱め、だしの素、お味噌で味をつける(だし多め、味噌少なめ。味噌を入れたらあまり煮立たせない)。

❸乾燥わかめ(水で戻さなくてよい)を小さじ1強入れたお椀にお味噌汁を入れ、わかめを戻す

です。長ねぎや玉ねぎを加えてもよいですね。



3油揚げ

上記のように、お味噌汁に入れたり炒め物に入れたり、和物にいれたりします。それだけで、格段においしくなるのです。青菜(チンゲン菜、ほうれん草、小松菜、カブ)との相性抜群。

しかし、油揚げは長期保存に向かないようですので、早めに使いきりましょう。油抜き(油揚げに熱湯をかける)したあと、刻んでラップに包むかジップロックに入れることをお勧めします。乾燥させないよう気をつけて下さい。


めんどくせえ!という方におすすめなのが、冷凍カット油揚げ。既にカットされているので料理もらくちん。

ちょっと高くなりますが、松山揚げもおすすめです。伊予名産なのですが、これがまたフワフワでこの上なく美味い油揚げなのです。しかも、常温で90日間保存可能。油抜き、カット不要。スーパーにもあります。http://www.matsuyamaage.co.jp/special/index.php



4チーズ

定番ですね。オムレツ、納豆、トースト、肉、野菜、パスタ...何にでも合います。シュレッドタイプ(細かな短冊状)は使いやすいのですが、うっかり手で掴んだりすると青カビが生えますのでお気をつけて。衛生面としては、スライスタイプがおすすめです。



5鰹節

だしとしてだけでなく、冷奴、お好み焼き、おひたしなどなど、幅広く使えます。なんといっても、美味い。チーズとの組み合わせも抜群。鰹節、刻んだプロセスチーズ、醤油を混ぜるとおつまみになります。



6のり

なくてもいいけれど、あった方がいいですね。おにぎり、親子丼などの丼物、おもち、ちらし寿司、和え物、和風パスタに。



7青のり

こちらもなくていいけれど、あると嬉しいです。お好み焼き、和え物などに使えます。卵焼きや納豆にも合います。見た目は悪いけれど、ご飯に青のり&塩&ごま油少しを掛けて食べてもよさそうですね。今思いついたばかりなので、味は保障しません。



8乾燥小エビ(干しエビ、桜エビ)

乾燥したちっちゃいエビ。100円くらいで売っています。そこまで頻繁に使いませんが、保存がききますし貴重なカルシウム源になるでしょう。卵焼き、お好み焼き、天ぷら、振りかけ、炒め物に。



9保存のきくタンパク源

お肉や魚、卵は長持ちしません。ツナ缶、ハム、ソーセージ、魚肉ソーセージ、ベーコン、充填豆腐をうまく使いましょう。その他、鮭缶、鯖缶、コンビーフ、高野豆腐などもあります。高野豆腐は美味しいけれど、毎日食べるものではありませんでしたね...。肉のステーキの代わりにと高野豆腐を使ったことがあるのですが、あ(以下略)。




②調味料編


1だしの素

必須。汁物、和え物、サラダ、ドレッシング、全ての「うまみ」の生みの親。病気になったら、お粥にだしの素を掛けて食べましょう。卵かけご飯にだしの素と醤油を掛けると美味。



2鶏ガラスープの素

中華スープ、チャーハン、野菜炒め、ドレッシングに必須。あるとないとでは大違い。私が使用しているのはユウキ食品のガラスープ(顆粒)http://www2.youki.co.jp/goods/164



3クレイジーソルト

岩塩とハーブ(オニオン、ペッパー、オレガノ、タイム、ガーリック、セロリー)がブレンドされたもの。スーパーやカルディなどの輸入食品屋さんで購入できます。これを入れるだけでお洒落な味になります。



4ビネガー

西洋風なお酢です。日本で一般的にいうお酢は穀物酢ですが、ビネガーはブドウ酒やリンゴ酒などから作られたものです。日本のお酢ほどパンチもクセもない酸味なので、好きな人が多いのではないでしょうか。ぶっちゃけなくていいのですが、あると本格的な味になります。

バルサミコ酢はブドウ果汁から作られているので赤く、肉や魚に合います。隠し味にも◎。この間、焼いたステーキ用豚もも肉に塩胡椒クレイジーソルトバルサミコ酢をぶっかけてみたら大変美味でした。アクセントの効いたさっぱり味になりますよ。

白ワインビネガーはサラダやマリネに最適。買ったことはありませんが、穀物酢はどうしても和風になりがちなので、洋食には洋風の酢を使った方がいいでしょう。



5粉チーズ

パスタ、サラダ、スープに大活躍します。例えば、カルボナーラ、ミートソーススパゲティ、シーザーサラダ、シチュー、ミルクスープなどですね。グラタンに振りかけたり、炒め物焼き物の隠し味にもなります。あると便利。



6レモン汁

焼肉、サラダ、お菓子作りに。いちいちレモンを絞るのは大変なので、絞られたものを冷蔵庫に常備しておきましょう。レモンより長く保存できますが、ほとんど水分なのでずーっとおいておくとダメになるかもしれません。あまり過信してはいけません。



7オイスターソース

意外と使います。まろやかな甘さとコクが出ます。おでん、炒め物、あんかけ焼きそばに。チャーハンに入れてもいいかも。中華料理に最適。



8ごま油

サラダ油があればいいと思っていませんか?胡麻油は必須アイテムです。焼肉、中華スープ、炒め物にとりあえず入れておけば美味しくなります。香ばしい香りが食欲をそそりますよ。胡麻とセットで使うとなおよし。何はなくとも胡麻油。



9オリーブオイル

オリーブ好きならばあって損はありません。胡麻油ほどではないものの、あった方が料理の味がかよくなります。洋食、特にイタリア・スペイン料理には必須。ビネガーの項目でも述べましたが、やはり洋食には洋風な食材が馴染むのです。トマト、パスタ、チーズ、パンとの相性◎。



10バター

高いのですが、それだけの価値はあります。バターをいつもの料理に入れるだけで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が急上昇。パン、サラダ油の代わり、お菓子作りに使います。使った方が、コクと香りが格段によくなるのです。シチューやカレー、パスタ、スープにも。先日、ほうれん草のバター醤油炒め物でご飯一杯食えました。



11はちみつ

はちみつといえばパンやヨーグルトに使うものですが、料理にも使えます。焼く前の肉にすり込むと肉が柔らかくなったり、魚料理に使えば臭みが消えたり。ソース、ケチャップ、だしの素、醤油、はちみつを混ぜるとお好みソースもどきになります。

ところで、はちみつと溶かしバターをぐりぐり混ぜると、とてつもなくおいしいものができます。パンやクラッカーに塗って食べると最高。



12乾燥パセリ

料理の彩りに使います。ちょっと振りかけるだけでお洒落な料理に見えます。スープ、オムレツ、パン、グラタン、ドリアなど。

もちろん調味料としても使えます。ステーキ、パスタ、ドレッシング等々。



13昆布茶

「なぜお茶?」とお思いでしょうが、これはだしととして使います。日本のだしといえば、鰹節、昆布、しいたけですよね。何のだしにも使えます。お味噌汁にだしの素と昆布茶を入れれば併せだしになります。

茹で上がったパスタにたらこ(一腹、皮を取る)とバターと昆布茶と醤油とレモン汁とマヨネーズを入れるとおいしいたらこパスタになります。刻み海苔と大葉を乗せて召し上がれ。

使い方のアイデアは、NA〇ERまとめに丸投げします。https://matome.naver.jp/m/odai/2137264478793041701




③(これから意欲的に自炊をしたい人向け)その他最低限必要な調味料・食材チェックリスト


必要順に羅列します。

・塩

・サラダ油

・胡椒(黒は炒め物焼き物に、白は見た目を損ないたくないラーメンやシチューなどに)

・砂糖(通常は上白糖でよい。洋菓子はグラニュー糖、和菓子は三温糖が合う。きび砂糖、ブラウンシュガー、甜菜糖は茶色く独特の風味があるが、失いがちなミネラルを補うので身体によい。特にお腹)

・醤油

ケチャップ

・ソース

・マヨネーズ

・味噌

・コンソメ

・しょうが、にんにく(チューブでよい)

・酒

・めんつゆ

・酢(あまり使わないと思いきや、油淋鶏やマリネに使います。ポーチドエッグにも使います。ウガイ薬にもお掃除にも使える優れもの)

味ポン

・小麦粉(ムニエルなど焼き物、揚げ物、ホワイトソースやシチューのとろみづけ)

・片栗粉(スープのとろみづけ、焼き物、揚げ物、片栗粉餅)

・みりん(みりん風調味料で事足りる)




④レシピの探し方〜クッ〇パッドはやめよう〜


結論から申し上げますと、レシピは料理本やクッ〇パッド以外のサイトに載っているものをお勧めします。


無料で手軽にレシピ検索できるクッ〇パッドですが、美味しいレシピは意外と少ないのです。素人のレシピは各家庭の味を反映しているので口に合わなかったり、作り方が亜流、邪道であることが少なくありません。(実験料理大好き人間が書いたキチガイレシピも存在します。誰のこととは言いませんが、わたしのことです)


もちろん、素敵でおいしいレシピもあるのですが、料理初心者さんはきちんとしたレシピで作る方がよいでしょう。


↓こちらはクックパッドを除いた検索をしてくれる検索エンジンです。ご活用下さい。

http://quugle.blogspot.jp/2017/01/quugle_7.html?m=1



ついでに、わたしの持っているレシピ本をご紹介します。


高谷亜由『ワンルームキッチンでも楽しく自炊!コンロひとつでひとりぶんごはん』主婦の友社、2010年

https://www.amazon.co.jp/dp/4072697656/ref=cm_sw_r_li_awdb_1U5YybSW01F0W


一人暮らしの部屋は、たいてい1口コンロです。一つしかコンロがないと料理するのが億劫になりがちですが、そこに配慮してくれたレシピです。たくさん載っていますし、しかも美味しい。親子丼、タコライス、すき焼き丼、ラタトゥイユライス、ナポリタン、ポトフ、カツ丼、パエリヤ、リゾット、キャベツと豚肉のフライパン蒸しなどなど...。「なーんにもしたくない日のクイックメニュー」「もう1品ほしいときの小さなおかず」という便利なもので。




長くなりましたが、この記事があなたの楽しい自炊ライフに役立ちましたら幸いです。





★おまけ


〜独断と偏見!あったら便利だけど、いらない食材集~


・ラー油(大好き!という人でなければいらん。使い道がなくて困っている)


・豆板醤、コチュジャンナンプラー(買ったことも、なくて困ったこともない。これらを買うよりCookDoなどの合わせ調味料を買った方が簡単だし経済的)


・きなこ(意外と使わない。おもちを食べる時、きなこクッキーを作る時くらい。賞味期限が切れた時ヨーグルトに混ぜて消費したが、別におすすめはしない。牛乳に混ぜた方がいいということに何故気づかなかったか)


・春雨(鍋に、夜食に使える!と買ったが、意外と使わない。食べてもお腹いっぱいにならなくて、むしろむなしくなってしまった)


・あごだし(トビウオのだしです。甘くて美味しい。焼きうどんに合う。ただ、勿体なくてあまり使えずにいる。焼きうどん以外、何に合うのだろう...?)



・味の素(ほしいと思うが、なくて困ったことはない。卵かけご飯に掛けたいですね。といいつつも、卵かけご飯はそこまで好きでもないし、嫌いでもない)


・パン粉(一応常備はしている。トンカツやハンバーグを作る時必須だが、それらを作らない人にはいらないもの。すぐに賞味期限が切れて捨てることになるだろう。また、糖分が足りない時についついパン粉を食べてしまいがち。以前、パン粉をフライパンで炒り、砂糖をまぶして食べたことがある。普通に美味しかったが、ひもじいな、と思った)


・練乳(なくてもいいけれど、パンに塗っても飲み物に混ぜてもフルーツにかけても美味しい神の食べ物。家にあると飲んでしまう。従って、買ってもすぐなくなるので、あまり買わないようにしている)

Instagram公式で紹介された写真が実写版シュルレアリスムな件について②〜ダリ編〜



Instagram公式で紹介された写真が実写版シュルレアリスムっぽいのでは?


ということは、シュルレアリスムってまだ人気が出るのでは?


というよく分からない閃きにより、勝手にシュルレアリスム作品を紹介する記事第2弾です。





前回は熱く語りすぎて疲れました。今回はさっくり行こうと思います。




https://instagram.com/p/BP8x9gFjM_9/


↑インスタグラム公式で紹介されたAmy Corson氏(http://instagram.com/alynncor)の作品がこちら。頭部が花束になっている女性です。華やかで美しいですね。首元の黒子がセクシー。




 

https://www.wikiart.org/en/salvador-dali/woman-with-a-head-of-roses

↑そしてこちらがシュルレアリスム作品。

サルバドール・ダリ(https://www.wikiart.org/en/salvador-dali)の『薔薇頭の女』です。

不気味です。インスタグラムの写真とは全然違う雰囲気ですが、頭を花束にするという発想は似ていますよね。

もちろん、パクリだと言いたいわけではありません。あくまでも「似てるけれど、ダリもどう?」という提案程度に思ってください。






さて、ダリといえばこれがあまりにも有名です。

https://www.wikiart.org/en/salvador-dali/the-persistence-of-memory-1931

『記憶の固執』です。

チーズのようにとろけた懐中時計、懐中時計から湧く蟻、海岸(ダリ家の別荘があるカダケスがモデル)、顔の断片...


意味わからん。だがそれがいい




★ところでサルバドール・ダリとは。

ダリ(スペイン)は著名なシュルレアリスム画家です。ピンと上を向いた髭がトレードマーク。本人曰く、水飴で固めているのだそうです。

何かとセンセーショナルだったり自信過剰だったりして、度々騒動を起こしました。そのため、前回触れたように宣言大好き人間アンドレ・ブルトンシュルレアリスムからの追放宣言を出されちゃいます。アメリカに進出し滅茶苦茶儲けたので、名前を文字られ「ドルの亡者」などと呼ばれ批判されることも。この名前を付けたのもブルトンです。


彼もブルトン同様、面白いエピソードがいくつかあります。例えば講演の際、何を思ったか潜水服を着て登場したダリ。一生懸命語っているのですが、潜水服を着ているため聴衆は何を言っているのかさっぱり分かりません。実は、服のせいで呼吸ができず、もがき苦しんでいたのです。その後しばらくして救出されました。アホっぽい...。


「完璧を恐れるな。完璧になんてなれないのだから」というカッコいい言葉を残したダリ。ですが、こうした大胆不敵な言動や自信過剰な性格は「芸術家ダリ」としての演技だったと言われています。親しい友人が知るダリは、大人しく控えめな性格だったそうです。


彼の人生は、前回紹介したマグリットとは違い波乱万丈です。

裕福な家庭に生まれたダリですが、彼には兄がいました。兄である長男はすぐ死んでしまったので、ダリと直接会うことはありませんでした。

長男を失った両親は、なんと、次男に長男と同じ名前を付けます。その次男がダリなわけです。そのせいでダリは、墓参りに行くと自分の名前の墓がある...なんていう数奇な経験をしました。小さい頃からこんな経験をしていたら、そりゃ頭がおかしくなりますわな。ちなみにダリには妹(アナ・マリア・ダリ)がいて、絵にも描いています。


彼はメキメキ画才を発揮し、王立サン・フェルナンド美術アカデミーに通い絵画を学びます。そこで、後の映画監督ルイス・ブニュエルや詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカと出会い、親交を築きます。


特にブニュエルとダリは一緒に映画をつくりました。『アンダルシアの犬』『黄金時代』は当時注目されたシュルレアリスム映画です。

どちらも観たことがあるのですが、『アンダルシアの犬』がおすすめてす。夢によくある脈略のない世界をそのまま映画にしたような作品で、冒頭の女性の目を切り裂くシーンは衝撃的(実際切ったのは死んだ仔牛の目玉らしい)。手のひらから湧き出る蟻、女性の脇毛がウニに変わる、ふと気がついたら腐ったロバの乗ったピアノを引っ張っているなど、不気味で不条理なお話です。わたしはド素人なので、全く意味が分かりません! ただ、気味の悪さがとても良かったです。短いのですぐ見られます。

他方、『黄金時代』は長くて全部観られませんでした。正直寝そうでした。


そんなこんなで、どんどん作品を創り出していくダリ。芸術家たちのミューズであり友人の妻であるガラを横取りして結婚します。

「ダリは女癖も悪かったの?」と思うかもしれません。

いえ、たぶん違います。わたしはダリの友達ではないので知りませんが、ダリは生涯ガラ1人を愛していたと考えられます。まじでこの人、ガラばっかり描いているんです。それに、ガラが死んだ後は筆を置いてしまい、引きこもって老後を過ごしたそうです。

問題があるとしたらガラの方で、彼女は若くて才能のある芸術家が大好きであちこちをフラフラしていたそうです。そんなガラをダリが心配する、という感じだったらしい。ダリが健気に見えて来ますね。


ところで、ダリはペットを飼っていました。マグリットポメラニアンを飼っていましたが、ダリのペットはオセロットです。オセロットとは何ぞやと言いますと、ちょっと大きいネコ科の動物です。今はワシントン条約により飼えません。しかしかわいいなぁ...。http://bashoh.com/2014/05/salvador-dali-and-ocelot/




ダリ本人についてはこの辺りでやめておきましょう。



ダリの絵の特徴を少しだけ紹介します。

彼はシュルレアリスムの代表的な画家ですが、キュビズムやら何やらたくさんの絵を描いています。なので、一概に特徴を述べることはできないのですが...シュルレアリスム絵画に絞って言うならば、不気味です。ジョルジョ・デ・キリコを思わせるような、影が伸びた空間。本来硬いものが柔らかくなっていたり、本来短いものが長くなっていたり、それが本来あるべき姿をさせないのが特徴でしょうか?ダリの作品は、わたしには掴めません...。


彼の作品によく登場するモチーフがあります。

まず、外側が固く中身が柔らかいもの。卵、ロブスター、パンなどです。これは、ダリ自身が好んだ食べ物だといいます。

また、ガラや脚の長い像、蟻もよく出てきます。蟻に関しては嫌いなはずなのに、なぜ描くのでしょう...。



今回はダリについてのどうでもいい知識を並べ立ててみました。


疲れたので、オチも何もありませんが終わりにします...本当はダリの作品もいくつか紹介しようと思ったのですが...たくさんあって選ぶの面倒くさいからいいや...『内乱の予感』とか『屈辱よりも死を』的な名前の絵とか、気持ち悪い自画像とかあります...




シュルレアリスムはおもしろいですよ!(雑)

Instagram公式で紹介された写真が実写版シュルレアリスムな件について①〜マグリット編〜


Instagram(以下、インスタグラム)で紹介されているお洒落写真が、シュルレアリスム絵画の実写化みたいで良い。‬という話。


パクリ指摘ではありません。


「インスタグラムが紹介するということは、少なからずシュルレアリスムっぽい作品の需要があるのだろう...」

「でも、シュルレアリスムなんて、芸術に興味がない人は知らないよなぁ...」


ということで、今回はシュルレアリスムの面白さを伝えられたらと思い、書きます。



まずInstagram写真と、その写真に似た感じのシュルレアリスム絵画を紹介します。

それから、どのあたりがシュルレアリスムっぽいのか、他にどんな作品があるか書くことで、シュルレアリスムについて柔らかーく説明して参ります。

今回と次回の2回に分け、語りまくりますよ。



写真を紹介する前に。

シュルレアリスムについてガバッと説明します。

シュルレアリスムとは20世紀前半に流行った摩訶不思議な芸術です。脈略のないモチーフの組み合わせや、現実には有り得ない表現をすることが特徴です。


1924年アンドレ・ブルトン(仏)という詩人が「シュルレアリスムやろうぜ!」と宣言してから、詩だけでなく絵画や彫刻など様々な分野でシュルレアリスムが流行りました。

後のポップアートにも影響を与える(https://www.ggccaatt.net/2015/04/19/)など、シュルレアリスムは芸術界では重要な芸術運動でした。



余談ですが、アンドレ・ブルトンシュルレアリスム宣言を行うに留まらず、気に食わないアーティストに追放宣言をするなど、何かと宣言ばっかりしている人です。

また、蟻が大嫌いで、蟻を滅却しようとガソリンを撒いて火を付けたこともあったそうな。結果、自分の家が全焼したらしいです。

こういうことを言うのは良くないのですが、見ている分には面白いけれど友達になると厄介そうなタイプだなぁ...という気がしました。

(蟻エピソードの出典:ディディエ・オッタンジェ編、柏木博監修、遠藤ゆかり訳『シュルレアリスム事典』創元社、2016年)





‪さて、インスタグラム公式(http://instagram.com/instagram)はたくさんの写真を紹介しています。その中のどの写真がシュルレアリスムっぽかったのか。


例を2つほど挙げます。今記事は最初の1つをご紹介。



https://instagram.com/p/BP6OyYDjQOU/


↑こちらがインスタグラムが紹介した、Daniel Selva氏(http://instagram.com/daniel_serva)の作品。

画面半分の曇り空と、半分の暗い海。その海に浸かり佇む人。その姿は半透明で、胸の当たりを地平線が横切っています。もっとも特徴的なのはその顔。雲に覆われ、見えません。まるで雲が顔であるかのようにも見えます。陰鬱な雰囲気が伝わってくる作品ですね。陰のある、ミステリアスな雰囲気が素敵です。いいねもたくさん付いています。(画像は載せられないので、ボキャ貧承知で頑張って解説しております)



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/son-of-man-1964

https://www.ggccaatt.net/2015/02/28/

↑そしてこちらがシュルレアリストルネ・マグリットの『人の子』。



「あんまり似てなくね?」と思った方もいるかもしれませんので、似ていると思うポイントも説明させていただきましょう。


思うに、

①人の顔だけを変形・置換するという着眼点

②背景が海であるところ

雲というモチーフ


といった特徴が、わたしにマグリットを思い起こさせたのでしょう。上の3点は、マグリット作品に多く現れる特徴と同じなのです。


それらの具体的なマグリットの作品例はこちらをご覧下さい。



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-victory-1939

↑青空と一体化するドア。マグリットは雲や青空をよく描きます。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/rape-1934

↑有名な作品のひとつ『レイプ』でござります。女性の顔が裸体になっています。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-pleasure-principle-portrait-of-edward-james-1937

↑顔が人じゃないコレクション。めっちゃ光ってる。太陽神かというくらい光ってる。しかし、陰鬱な雰囲気を醸しております。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-man-of-the-sea-1927

↑人の顔が木の板になっていたり、背景が暗い海だったり共通項があります。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/clear-ideas-1958

↑海と雲と岩と。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-therapeutist-1937

↑顔どころか、上半身が丸々鳥かごに。




覆面性、海、雲といったモチーフは、どこか惹かれるものがありますよね。

そういったミステリアスな雰囲気、かつ斬新なアイデアがあるのがシュルレアリスム。是非一度美術館でご覧下さい。個人的なおすすめはマグリット、ダリ、クレーです。




★ところで、ルネ・マグリットとは?

ルネ・マグリット(ベルギー)は、シュルレアリスムの代表的な画家です。

山高帽子にスーツを来た姿が印象的ですが、同時代に活躍したサルバドール・ダリと比べると地味です。実際、芸術家としては平々凡々な人生だったようですね。しかし、幼い頃に母親を亡くした経験があり、そのことが彼の芸術活動に影響している、との見方もあります。その後は普通に成長し、幼なじみの女性(ジョルジェット)と結婚し、愛犬と共に暮らしていたそうです。時にはお互い浮気をしかけたこともあったそうですが、無事復縁し添い遂げます。本当に、芸術家にしては普通なんですよね...。自分の耳を撃ち落としたりしないし、友人の妻を寝取ったりしないし...。ただ、その平凡さは演技であるとも言われています。小さい頃はやんちゃだったらしいですしね。


彼の作品の特徴は、筆致を残さない古典的な塗り方と写実性です。何となく表情のないような、無機質な印象を見るものに抱かせます。その他、人を驚かせたり不思議がらせる絵を多く描いています。また、シュルレアリストあるあるなのですが、作品に頻繁に現れるモチーフがあります。


例えば、鳥、卵、海、青空、雲、窓、鳥かご、魚、女性の胴体、山高帽子の男(自分?)、球体(鈴?)、柱のようなもの(先が丸い)、頭、指、目、大砲、パイプ、文字、木、葉、月、薔薇、岩、山、りんご、カーテン、ライオン、馬、チューバ、椅子、変形する人体、覆われた頭部、蝋燭、帆船、真珠、火、カンバス、ガラス、妻(ジョルジェット)、ドア、銃、木目、木の板、音符、などなど。


44個も挙げましたが、見ていると大体こればっかりです。「またこれか」という謎の既視感を抱きます。特徴がないようで特徴的で、何枚か見ただけですぐマグリットの絵が分かるようになりますよ。





★関係ないけれど、おすすめのマグリット作品★


この先は、独断と偏見によるマグリット作品紹介です。興味のある方はどうぞ。大雑把な紹介文を書くので、それを読んで気になってしまいリンクを押したらわたしの勝ちです。

全部見る→https://www.wikiart.org/en/rene-magritte



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-empire-of-lights-1954

↑『光の帝国』。昼の空に夜の街。明るい晴天の下には、街灯が灯っている。水たまりが映す空がやけに眩しい。人気作。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-castle-of-the-pyrenees-1959

↑『ピレネーの城』。海上に浮かぶ巨岩。サブカル女子が好きそう。人気作。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/gonconda-1953

↑『ゴルコンダ』。同じ人がたくさん浮いています。人気作。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-treachery-of-images-this-is-not-a-pipe-1948

↑『これはパイプではない』。有名な作品です。パイプの絵の下に、「これはパイプではない」と書いてあります。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-listening-room-1952

↑部屋いっぱいの巨大りんご。これもわりと有名かも。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-tomb-of-the-wrestlers-1960

↑『戦士達の墓』。部屋いっぱいの一輪の薔薇。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-magician-self-portrait-with-four-arms-1952

↑自画像の一つ。4本の腕があります。本物の絵を見ると、絵じゃないのかな?と思うほどに写実的です。それでいて非現実的なのが、マグリットの魅力の一つ。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/primevera-1926

↑初期作品。ピカソ同様、マグリットも画風が何度か変わります。この頃はシュルレアリスムではなく、アール・デコです。ポスターなどを描くことを生業としていたのだったと思います。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-smile-1943

↑こちらは印象派のようなタッチ。ご存知の方もおられるでしょうが、印象派は少し前の時代の手法でした。しかし、あえて描いていたようです。野獣派のような絵を描いた時期もありました。画家って器用ですね。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/alice-in-wonderland-1945

不思議の国のアリスをモチーフに描いた作品。マグリットにしては珍しく、明るい。



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-lovers-1928

↑『恋人たち』。ロマンチックにキスを交わす恋人たち。しかし、2人の顔は布で覆われ全く見えません。恋人たち自身にも見えていません。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-human-condition-1933

↑窓の外の景色。その手前にあるカンバスには、窓の外を切り取ったかのような絵が描かれています。マグリットの得意とするだまし絵です。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-key-to-the-fields-1936

↑割れた窓ガラスと窓。落ちている窓ガラスの破片に、窓の外の景色が。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-blank-signature-1965

↑『白紙委任状』。木々の向こうに馬に乗った女性がいるのですが、何かがおかしい。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/time-transfixed-1938

↑『貫かれた時間』。暖炉から飛び出す小さな蒸気機関車。浮いています。人気作。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/collective-invention-1934

↑海辺に打ち上げられた何か。上半身は魚、下半身は女性です。これのフィギュアが売られているのを見かけたことがあります。とっても欲しかったのですが我慢しました。今も欲しいから、たぶんそのうち買っちゃうなぁ...。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-month-of-the-grape-harvest-1959

↑大勢の同一人物が、窓の外からこちらを見ています。これを部屋に飾っていたら恋人に嫌われそうですね。これを見ていたら、アニメ作家の谷口崇氏(http://mc.adkda.net/)を思い出しました。なぜだろう。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/clairvoyance-self-portrait-1936

↑自画像。卵を見ながら、鳥の絵を描いています。普通、画家といえば汚れてもいいラフな服で制作しますよね。しかし、マグリットはスーツを着て描いていたそうです。この絵のまんまです。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-heartstrings-1960

↑ワイングラスに入った雲。おいしそう。その下にいる人々は...。



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/perpetual-motion-1935

↑『哲学者のランプ』。哲学者?と思しき老人が、自分の鼻で出来たパイプを吸っています。その傍らには、ぐねぐねの蝋燭に火が灯ります。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/clairvoyance-self-portrait-1936

↑海辺を這う蝋燭。こんなキモい這い方は芋虫でもしないよ。



https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/perpetual-motion-1935

↑ナニワのおばちゃんすらこんな格好しないわ...なんと言っても顔が...ダンベル......本当に強そう。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/cicero-1947

↑『観光案内人』。2015年、大規模なマグリット展が開かれました。その時展示された作品です。それをきっかけに、Twitterではこの作品とマダツボミの画像が載せられ、「完全に一致www」とツイートされていました。多くいいねされていましたが、Twitterの民は本当にポケモンが好きなんですね...。


https://www.wikiart.org/en/rene-magritte/the-big-family-1963

↑『大家族』。暗い海の上にポッカリと空いた鳥型の穴。その向こうには青空。マグリットを知らない人に「何これTwitterじゃん!」と言われるやつ。



さすがに飽きたので今日はこの辺で終わりにします。





マグリットの没年月日は1967年8月15日。没後50年目である今年、たぶん著作権が切れます。たぶん。

命日ということで悲しくはありますが、未だ色褪せない彼の作品が多くの人の目に触れるきっかけになるのではないかと楽しみにしております。


グッズとかガチャガチャとか出るかな〜。楽しみだな〜(物欲)。今年、わたしのTwitterルネ・マグリットbotになります。



次回は、Instagram写真とサルバドール・ダリを比べてみます。今回よりは文量少なめです。