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雑記

ゆるっゆるのだるんだるん。

商品とユーザー。そして擬人化



私は中途半端な人間です。

マンガやアニメ、ゲームといったサブカルチャーを好みます。

しかし、オタクの友達のように二次元にのめり込むことはないのです。「〇〇は俺の嫁」という思考を理解できません。二次元を楽しむけれど、一線引いて、なのです。だからなのか、オタク友達には「あなたはオタクではない」と言われます。

しかし、非オタク・リア充友人からはオタクと思われることもあります。なぜなら、大人しい性格だし人と関わらないし、アニメは毎期チェックしているからです。
絵画が好きで美術館に良く行くなど、「変わり者だね」と言われます。変わった自分をアピールしたい系厨二病なのですね。あと、わたしには「リア充はオタクが嫌い」という謎の価値観が刷り込まれているようで、リア充が怖くて避けてしまいます。お洒落なレストランの男性店員には、いつも「来てごめんなさい...」と思いながらおどおどします。

オタクからはオタクと認められず、非オタクからはオタクとされ。どちらとも上手く馴染めませんでした。そして、人間関係を構築するのが苦手なことも相まって、友達が少なめです。(最近は、人をオタクかそうじゃないかで分類してはいけない、人は分類なんてできないと悟りました...。類型論は楽しいけれど、争いを生むことがあります。控えたいものですね)


なみに腐女子ではありません。BLもGLも嫌いではないのですが、日常的には触れません。でも、普通の恋愛ものとして、NLと同じ感覚で読みます。(そもそも恋愛ものにあまり興味がない。ドロドロしたものは苦手だ)


長い前置きを失礼しました
本題です。

要旨を述べますと、
「擬人化には否定的なのに、擬人化ゲーを好きになってしまった」
「そのゲームの運営が、モラルがなかったことが判明...今後もプレイをしてもいいか」です。



中途半端オタクなわたしも、ここ最近二次元にハマりつつあります。

こんなに「二次元に行きてー!」と思ったのは始めてかもしれない。たぶん、三次元で嫌なことがあったから深層心理で現実逃避している面もあるのでしょう...。


何にはまったか?というと

刀剣乱舞です。


小さい頃刀が好きで、おもちゃの日本刀で喜んで遊んでいました。今も、綺麗でかっこいいな...と思います。刀剣乱舞を抜きにして、刀が好きです。
しかし、刀剣乱舞には興味がなく、人気があると聞いても「日本のオタクは擬人化が好きだねぇ...」と傍観していました。

わたしは擬人化について、否定的に考えてしまいます。
魅力的なキャラクターを作れるのはすごいことです。でも、元となったものに関係の無いイメージを人々に与えてしまいます。別に刀は何も言わないから、ダメってことはないんですけどね。

わたしはオタク寄りの人間だから「擬人化きもい」とは思わないし、刀オタクでもないので「刀剣を侮辱している」とも思いません。
ただ、刀は美術品です。全く関係の無いイメージや先入観を持って、人々がその刀を見ることになるかもしれません。それはその人の文化的価値観形成にいくらか影響するでしょう。色眼鏡を掛けず、ただそこにある物だけを観て、味わってほしい。と思う美術館オタクであった。

結局、擬人化に善し悪しはないと思うのです。「擬人化されたくないよ!」と本人が言えば別ですが、刀は喋りませんからね。相手が嫌がったり、迷惑を被ることはありません。
嫌だ、侮辱だ、と言うのはファンであって、刀そのものではないのですよ。

これはわたし個人の意見ですが、擬人化を嗜む上で気をつけたいと思うことがあります。
それは、擬人化元と擬人化は全く別物と意識することです。一緒ではありません。どっちにしたって、刀剣は困りませんけどね。それに、物を人に例えると、親近感を感じて楽しいのです。だから擬人化したっていいと思うのです。でも、それはあくまでも物であって人ではない。擬人化を通してしか物を楽しめないのは勿体ないなと思います。先入観なく、ただ観る、ということも大事かなぁ、と。他のもの全て、自分と同じなんだ!という思考に繋がりそうで、人格形成上良くなさそうでもあるしね。
それから、あくまで擬人化は本体あってこそなのです。本体を尊敬して生まれる、オマージュと似たようなものです。オマージュ作品が元ネタを上回って有名になることはあるかもしれませんが、元ネタなくしてそれは有り得ません。元ネタも尊敬に値します。

だから、擬人化したっていいのだけれど、元ネタを尊重して慎ましくあってほしいよね。と思うのです。刀剣乱舞は流行りすぎましたね...。擬人化というコンテンツは面白いけれどものの性質上、常に賛否両論あるものです。擬人化は静かに嗜むべきもの、と考えます...。

擬人化否定派と言いつつも、擬人化を気持ち悪いと毛嫌いする人の考えは分からないので、そういう方がいらしたら是非とも冷静に論理的に語り合いたいものです。
あれ...?でも家電製品や文房具を擬人化されたら、ちょっと引くかもしれないな...。「なんで擬人化したの?」って...。
どなたか、客観的な分析をして下さい...。



ところで、刀剣乱舞を始めたのは2016年5月末。友達に勧められて始めました。せっかく勧めてくれたし、話のタネになるかなと思ったのが理由です。要はその場の流れですね。

しかし、すぐにはハマりませんでした。キャラへの好意もそこまでなく。骨喰と鯰尾と太郎太刀のキャラデザが好きだなー、くらい。キャラとしては、太郎太刀や江雪左文字といった俗世離れしたのが好きで「面白いキャラだなー」と思っていました。割と冷めた目でプレイしていました。

ボイスが充実しているので、ファンはこれをベースに想像を膨らませて楽しんでいるようです。ゲームとしては単純な作業ゲーだしストーリーもないし、余程キャラへの愛がないと続かないだろうな...。あまり楽しくない印象。

ただ、くじ引き好きな性格なので、鍛刀にハマりました。エブリデイ・鍛刀。刀を揃えるためにレベリングした、という感じ。2ヶ月後三日月宗近が出てからは燃え尽きて、月1回ログインしてみるくらいになっていました。

そんな2016年秋、アニメ『刀剣乱舞 花丸』が放送されました。アニメ自体は、ストーリーもないようなものだし、知らない人には楽しめないだろうし、他人におすすめはしません。

でもわたしは毎週観ていました。知っているキャラクターが出ていると、何となく面白い気がするのです。

花丸を観て、単純なわたしはキャラクターへの知識や理解、愛情が深まりました。(刀剣乱舞に限らず、人は自分が時間を費やしたものに愛情・執着を抱きがちな生き物です)

すると、色々想像妄想が膨らむようになります。
「このキャラクターって、こう解釈すればいいのか」「確かに、こいつが〇〇してたらかわいいな」とか。

絵描きの方々がTwitterに載せるマンガも面白いのです。はじめは少なかった推しキャラも多くなり、今では刀剣男士みんなが好きです。


こうして、私は短期間で順調にオタクになりました。江雪左文字のアクリルプレートを買って、毎日拝みたいな...とか思います。驚くことに、刀剣乱舞をやるのが楽しくなりました。刀剣乱舞のことを考えていると、なんだか気持ちがハッピー気楽になれるのです。


夏目漱石は『行人』にてこんなことを言いました。本当に真面目に人生を全うしようとしたならば、「自殺か、狂気か、宗教か」だと。(時間があるとき、本文持ってきます)

わたしは真面目な人間じゃありませんが、この言葉は分かる気がします。宗教のように何かを信じることは、追い詰められた人にとって心の支えになるのです。
二次元はどうでしょう。二次元の存在を心に留め、拠り所とすることで現実の苦難に耐えるオタクも多いのではないでしょうか。これは持論ですが、二次元は新しい宗教の形なのかもしれません。

江雪左文字。
殺生や戦いを好まず、戦いたくないという姿勢を頑固に崩さず、反抗的。ぼそぼそゆっくり喋る。でも、仲間の命がかかるとなれば必死で戦ってくれるから、実は仲間思いな人なのだろう。ちょっと暗くて、でも強い。平和的で生き物が大好きな、優しい江雪左文字。
尊敬するわ...。尊い。存在に感謝&感謝。やはりこれは宗教です。

あと、三次元の異性に恋愛感情や邪な気持ちを抱かなくなりました。大丈夫かな.....。



という感じで、楽しい二次元ライフを送っていました。昨晩までは。

まったく知らなかったのですが、刀剣乱舞の運営は盗用が多いらしいのです。
Web上の画像をトレースしたと思われる画像が昔どっさり使われていたようで。運営からの謝罪があったそうです。

加州&大和守絵師も、Web上の画像をトレースしていたようです。こういうの毎度思いますけど、よく元画像見つけるよな。

商品としてのゲームなんだから、メディア倫理をしっかり持っているものかと思っていました。DMMという会社は大丈夫なのかな、という印象を受けざるを得ませんでした。

(加州&大和守事件を見て調子に乗ったのか、某お騒がせ絵師が他の刀剣乱舞絵師に絵柄をパクられたとイチャモンを付けて両者ともに炎上したこともありました。ネット民の検証を見ましたが、そりゃ、違うだろ...って感じでした。通説としてもこれは冤罪となったようです。しかし、その刀剣乱舞絵師は風評被害を受け現在完全に沈黙状態です。デザインの世界は難しいですね。)

また、これは噂でしかありませんが、刀剣乱舞は同会社内のオンラインゲーム艦これの企画書をパクってできたという話もあります。確かに、ゲームのシステムがほとんど同じではありますね。現場にいて見たわけじゃあるまいし、部外者が何か言っても仕方ありませんが、本当だとしたら刀剣乱舞運営にはがっかりですね。

というか、DMMもしっかり指導したらいいのに...。これは素人考えですが、同じ会社内のゲームなんだから、偉い人たちがきっちり折り合いをつけさせればいいじゃないか...。


というように、刀剣乱舞のキャラクターには愛着が湧いてしまったのですが、運営者には不信感を抱いてしまいました。

ネットでは、「刀剣乱舞をプレイしているやつらもやつらだ。犯罪者に加担している。今すぐ止めるべきだ。そんなゲームをするなんてモラルを疑う。刀剣乱舞ユーザーはそもそも害悪なやつらばかり。ゲーム、キャラは悪くない、とか言う人意味が分からない」という意見が少なからずありました。

やめた方がいいのでしょうか?うーん。


結局、自分次第なのですよね。
画像の盗用について運営は謝罪し改めていますし、艦これの件はなんか問題なさそうですし、我々プレイヤーが犯罪者、とは言えません。法的にやめなくてはならない、とはならないでしょう(法についてはど素人なので、よくわかりません)。

かと言って、犯罪同等の行為を許すのもおかしい。でも、「プレイしない」ことが犯罪を取り締まることにはなるとは思えない。
法で訴えられないのであれば、今後同様のことがあったら運営に抗議の持ちを伝えることでしょうかね。

「キャラは悪くないって意味が分からない」という意見は...ちょっと分かりませんね...。ひょっとしてわたしが刀剣乱舞サイドのオタクになっちゃったせいでしょうか。

運営は悪い、従ってそのゲームをやるのは良くない。
ここまではまあ分かる。
でも、キャラクターも悪いのでしょうか。江雪左文字のことが大好きなわたしは、果たしてゴミクズなのでしょうか。キャラを人間のように扱うのは人はとしてぶっ壊れてるということか? うーん。今日はたくさん考え過ぎて頭がよく回らない...また今度、頭を冷やして考えます。


わたしは、すぐには刀剣乱舞を止められないと思います。そうとは知らずのめり込んでしまったので。けれど、そのうちやめる、かもな...