雑記

アホです。

Instagram公式で紹介された写真が実写版シュルレアリスムな件について②〜ダリ編〜



Instagram公式で紹介された写真が実写版シュルレアリスムっぽいのでは?


ということは、シュルレアリスムってまだ人気が出るのでは?


というよく分からない閃きにより、勝手にシュルレアリスム作品を紹介する記事第2弾です。





前回は熱く語りすぎて疲れました。今回はさっくり行こうと思います。




https://instagram.com/p/BP8x9gFjM_9/


↑インスタグラム公式で紹介されたAmy Corson氏(http://instagram.com/alynncor)の作品がこちら。頭部が花束になっている女性です。華やかで美しいですね。首元の黒子がセクシー。




 

https://www.wikiart.org/en/salvador-dali/woman-with-a-head-of-roses

↑そしてこちらがシュルレアリスム作品。

サルバドール・ダリ(https://www.wikiart.org/en/salvador-dali)の『薔薇頭の女』です。

不気味です。インスタグラムの写真とは全然違う雰囲気ですが、頭を花束にするという発想は似ていますよね。

もちろん、パクリだと言いたいわけではありません。あくまでも「似てるけれど、ダリもどう?」という提案程度に思ってください。






さて、ダリといえばこれがあまりにも有名です。

https://www.wikiart.org/en/salvador-dali/the-persistence-of-memory-1931

『記憶の固執』です。

チーズのようにとろけた懐中時計、懐中時計から湧く蟻、海岸(ダリ家の別荘があるカダケスがモデル)、顔の断片...


意味わからん。だがそれがいい




★ところでサルバドール・ダリとは。

ダリ(スペイン)は著名なシュルレアリスム画家です。ピンと上を向いた髭がトレードマーク。本人曰く、水飴で固めているのだそうです。

何かとセンセーショナルだったり自信過剰だったりして、度々騒動を起こしました。そのため、前回触れたように宣言大好き人間アンドレ・ブルトンシュルレアリスムからの追放宣言を出されちゃいます。アメリカに進出し滅茶苦茶儲けたので、名前を文字られ「ドルの亡者」などと呼ばれ批判されることも。この名前を付けたのもブルトンです。


彼もブルトン同様、面白いエピソードがいくつかあります。例えば講演の際、何を思ったか潜水服を着て登場したダリ。一生懸命語っているのですが、潜水服を着ているため聴衆は何を言っているのかさっぱり分かりません。実は、服のせいで呼吸ができず、もがき苦しんでいたのです。その後しばらくして救出されました。アホっぽい...。


「完璧を恐れるな。完璧になんてなれないのだから」というカッコいい言葉を残したダリ。ですが、こうした大胆不敵な言動や自信過剰な性格は「芸術家ダリ」としての演技だったと言われています。親しい友人が知るダリは、大人しく控えめな性格だったそうです。


彼の人生は、前回紹介したマグリットとは違い波乱万丈です。

裕福な家庭に生まれたダリですが、彼には兄がいました。兄である長男はすぐ死んでしまったので、ダリと直接会うことはありませんでした。

長男を失った両親は、なんと、次男に長男と同じ名前を付けます。その次男がダリなわけです。そのせいでダリは、墓参りに行くと自分の名前の墓がある...なんていう数奇な経験をしました。小さい頃からこんな経験をしていたら、そりゃ頭がおかしくなりますわな。ちなみにダリには妹(アナ・マリア・ダリ)がいて、絵にも描いています。


彼はメキメキ画才を発揮し、王立サン・フェルナンド美術アカデミーに通い絵画を学びます。そこで、後の映画監督ルイス・ブニュエルや詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカと出会い、親交を築きます。


特にブニュエルとダリは一緒に映画をつくりました。『アンダルシアの犬』『黄金時代』は当時注目されたシュルレアリスム映画です。

どちらも観たことがあるのですが、『アンダルシアの犬』がおすすめてす。夢によくある脈略のない世界をそのまま映画にしたような作品で、冒頭の女性の目を切り裂くシーンは衝撃的(実際切ったのは死んだ仔牛の目玉らしい)。手のひらから湧き出る蟻、女性の脇毛がウニに変わる、ふと気がついたら腐ったロバの乗ったピアノを引っ張っているなど、不気味で不条理なお話です。わたしはド素人なので、全く意味が分かりません! ただ、気味の悪さがとても良かったです。短いのですぐ見られます。

他方、『黄金時代』は長くて全部観られませんでした。正直寝そうでした。


そんなこんなで、どんどん作品を創り出していくダリ。芸術家たちのミューズであり友人の妻であるガラを横取りして結婚します。

「ダリは女癖も悪かったの?」と思うかもしれません。

いえ、たぶん違います。わたしはダリの友達ではないので知りませんが、ダリは生涯ガラ1人を愛していたと考えられます。まじでこの人、ガラばっかり描いているんです。それに、ガラが死んだ後は筆を置いてしまい、引きこもって老後を過ごしたそうです。

問題があるとしたらガラの方で、彼女は若くて才能のある芸術家が大好きであちこちをフラフラしていたそうです。そんなガラをダリが心配する、という感じだったらしい。ダリが健気に見えて来ますね。


ところで、ダリはペットを飼っていました。マグリットポメラニアンを飼っていましたが、ダリのペットはオセロットです。オセロットとは何ぞやと言いますと、ちょっと大きいネコ科の動物です。今はワシントン条約により飼えません。しかしかわいいなぁ...。http://bashoh.com/2014/05/salvador-dali-and-ocelot/




ダリ本人についてはこの辺りでやめておきましょう。



ダリの絵の特徴を少しだけ紹介します。

彼はシュルレアリスムの代表的な画家ですが、キュビズムやら何やらたくさんの絵を描いています。なので、一概に特徴を述べることはできないのですが...シュルレアリスム絵画に絞って言うならば、不気味です。ジョルジョ・デ・キリコを思わせるような、影が伸びた空間。本来硬いものが柔らかくなっていたり、本来短いものが長くなっていたり、それが本来あるべき姿をさせないのが特徴でしょうか?ダリの作品は、わたしには掴めません...。


彼の作品によく登場するモチーフがあります。

まず、外側が固く中身が柔らかいもの。卵、ロブスター、パンなどです。これは、ダリ自身が好んだ食べ物だといいます。

また、ガラや脚の長い像、蟻もよく出てきます。蟻に関しては嫌いなはずなのに、なぜ描くのでしょう...。



今回はダリについてのどうでもいい知識を並べ立ててみました。


疲れたので、オチも何もありませんが終わりにします...本当はダリの作品もいくつか紹介しようと思ったのですが...たくさんあって選ぶの面倒くさいからいいや...『内乱の予感』とか『屈辱よりも死を』的な名前の絵とか、気持ち悪い自画像とかあります...




シュルレアリスムはおもしろいですよ!(雑)